パリオリンピック2024では、競技プログラムにいくつかの変更が加えられました。
これにより、一部の競技がパリオリンピック種目からなくなる一方、新たな競技がパリオリンピック種目に加わります。
そこでこの記事では、「パリオリンピック2024でなくなった競技一覧と理由!新種目についても!」と題して、パリオリンピック2024でなくなった競技の一覧とその理由、そして新たに追加された種目について詳しく解説していきます。
目次
パリオリンピック2024でなくなった競技一覧
パリオリンピック2024でなくなった競技一覧は以下の通りです。
- 野球
- ソフトボール
- 空手
以上が東京オリンピックから、パリオリンピック2024でなくなった競技です。
日本では人気の競技がパリオリンピック2024でなくなってしまうのは少し残念ですよね。
野球や空手はやはり日本人が強いイメージもありメダルも期待出来ただけに、とても残念です。
パリオリンピック2024でなくなった競技の理由
パリオリンピック2024でなくなった競技にはそれぞれの理由があります。
主に人気や参加者数、国際的な競技水準などが影響しています。
パリオリンピックでなくなった競技の理由は以下の通りです。
パリオリンピック2024で野球がなくなったのはなぜ?
パリオリンピック2024で野球がなくなったのはなぜなのか検証してみました。
野球やソフトボールは、東京オリンピックで復活しましたが、国際的な人気や普及度が他のスポーツと比較して低いと判断されました。
パリオリンピック2024でなくなった競技「野球」の理由は「オリンピックの正式種目ではない」からです。
野球がオリンピックの正式種目ではなかったとは???
今回のパリオリンピックで野球が除外された理由は、野球がオリンピックの正式種目ではないからです。
オリンピックの正式競技は35で、その中の種目は200以上が登録されています。
しかし野球はそもそも正式種目に含まれていないのです。東京オリンピックで野球が行われたのは、その大会に限り正式種目と同じように実施される追加種目として野球がIOC(国際オリンピック委員会)に認められたから。2020年東京オリンピックから開催国が追加種目の提案をできることになったため、日本は人気の野球とソフトボールを提案。その結果、追加されることになりました。
引用元:https://sposuru.com/
東京オリンピックで野球は競技としたとありましたが、開催国が追加種目を提案できるので、日本が野球とソフトボールを選んだようです。
パリオリンピック2024でソフトボールがなくなったのはなぜ?
パリオリンピック2024でソフトボールがなくなったのはなぜなのか検証してみました。
パリオリンピック2024でなくなった競技「ソフトボール」はそもそも参加国が少ないからです。
東京オリンピックでは206の国や地域が参加したにも関わらずたった6か国だったそうです!
これではパリオリンピックでソフトボールがなくなる理由としてよくわかりますね!
また、野球と同じくオリンピックの正式種目競技ではありません。
東京オリンピックでは野球とソフトボールは行われていますが次のパリオリンピックでは落選
実は2012年のオリンピックでパリが落選した時は野球・ソフトは正式競技に入っていたんですよね
当時、パリの野球候補地まで見に行った記憶があります#東京オリンピック
— 長瀬泰彦@野球メディア運営中 Yasuhiko Nagase (@nagase_fukenko) May 23, 2021
しかし、野球とソフトボールは、2028年のロサンゼルス大会では復活すると言われています。
国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで行われた総会で、2028年のロサンゼルス五輪で「野球・ソフトボール」を追加種目として承認した。2021年の東京五輪以来、2大会ぶりの復帰となる。
米国代表団のジョン・ハーパー氏は「野球は米国だけでのスポーツではありません。2023年のWBCでは、150万人の視聴者を集めました。私もWBCを見る機会がありました。日本が米国を破った劇的な試合です。マイアミで行われ、5万5000人のチケットが売り切れた、忘れられない体験でした。ロサンゼルスでは、世界で最高の選手が最高の舞台で対決する機会を作ります」と野球の魅力をアピールした。
正式承認となり、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長は、同ホームページでコメントを公開。「五輪の競技としてIOC総会で承認されたことを、喜ばしく思っています。野球とソフトボールの世界最高のアスリートたちが、世界中の何十億の視聴者を前にして、最大の舞台でプレーする機会を得ることになり、ロサンゼルスは刺激的な雰囲気に包まれるでしょう。
引用:https://full-count.jp/
パリオリンピック2024で空手がなくなったのはなぜ?
パリオリンピック2,024で空手がなくなったのななぜなのか検証してみました。
空手は特定の地域での人気が高いものの、世界的な普及度や競技人口が他のオリンピック競技に比べて低いと見なされています。
空手の採点基準が複雑で分かりにくいという課題も指摘されています。
空手が実施種目からなくなった理由として考えられているのは、「若い観客の関心を引き付ける力がないと判断されたから」。
なぜなら、パリオリンピックでは、ブレイクダンスやサーフィン、スケートボードなど、若者に人気のあるスポーツを採用することで、視聴者層を広げることを目指しているからです。
パリオリンピック2024組織委員会はエンターテインメント性や若い観客の関心を引きつける力が不足していると判断し、空手を正式競技に採用しないことを決定したかと推測されています。
パリオリンピック2024で追加された新種目
パリオリンピック2024で追加された新種目は以下の通りです。
- スポーツクライミング
- サーフィン
- スケートボード
- ブレイキン
順番にみていきましょう!
スポーツクライミング
オリンピックでのスポーツクライミング競技は、ボルダー、スピード、リードの3つのフォーマットから構成されます。
ボルダーでは、選手はロープを使わずに4.5mの高さの複数の壁に挑み、制限時間内にいくつ壁を登れるかを競う一方で、途中で落下してもできる限り少ないトライで登り切るかを競い合います。
スピードでは、確実にホールドをつかむ正確さと瞬発力が要求され、いかに速く壁を登り切るかを2人の選手が同時に勝ち抜き方式で競い合います。
トップ選手は、高さ15メートル、手前に5度張り出した壁を、男子で6秒以下、女子で7秒以下のスピードで登り切る圧巻のスピードが注目されます。
リードでは、高さ15mを超える壁を6分間の制限時間内に、どこまで高く登れるかを競い合います。
選手は事前にコースを確認できないため、登るルートをスタート直前の短い時間内で判断する必要があります。
ルートは競技中、徐々に難しくなっていくため、選手には高い身体能力と集中力が要求されます。
サーフィン
パリオリンピックのサーフィン競技はショートボード限定です。
男女各20名の選手が参加し、ヒート形式(一定時間内に何回の波に乗るかを競う)で戦います。
各ヒートでは審判が選手のパフォーマンスを評価し、ベスト2の波のスコアが合計されます。この合計スコアが高い選手が次のステージに進むことができます。
スケートボード
スケートボードは、街の風景を思わせるコースで技を競う「ストリート」と、複雑な形状のコースで技を競う「パーク」の2つのイベントがあり、男女別に競技が行われます。
ストリート競技は、スケートボーダーが階段、レール、ベンチ、スロープ、ランプなどを使用してトリックを披露します。
パークでは「アール(湾曲)」が特徴で、窪地の底から曲面を昇ると急傾斜となり、上部は垂直もしくは垂直に近くなります。
選手はこうした急勾配を駆け上がり、多彩な複雑なトリックを披露し、スリリングでかっこいい演技ができるかがパーク競技の魅力です。
パフォーマンスの大胆さやスピードにも注目が集まります。
出典:https://www.joc.or.jp/
ブレイキン
ヒップホップ文化から生まれたダンススタイルで、パリオリンピック2024の競技種目に採用された理由は、近年オリンピックへの関心が薄い、若い世代を呼び込むためと言われています。
ブレイキンは世界各地でダンス大会も開催されており、数あるダンスのなかでも、知名度と人気があります。
ブレイキンは音楽さえあれば、場所を選ばずにできる手軽さも評価の一つです。
パワームーブやフットワーク、フリーズなどの技が評価されます。
個人戦が行われ、審査員によって技術や表現力が採点されます。
1 音楽性
2 基礎
3 ムーブの難易度
4 キャラクター(個性)
5 スタイル
6 精度
7 オリジナリティ 創造性
8 ラウンドの構成
などが主な評価基準となります。
まとめ
今回「パリオリンピック2024でなくなった競技一覧と理由!新種目についても!」と題して、パリオリンピック2024でなくなった競技一覧とその理由、また新しく追加された競技などを詳しく調査しお伝えしました。
野球やソフトボールは2028年ロスオリンピックには復活されるそうです。
パリオリンピック2024でなくなった空手は公式発表はありませんでした。
しかし、パリオリンピック2024組織委員会はエンターテインメント性や若い観客の関心を引きつける力が不足していると判断し、空手を正式競技に採用しないことを決定したかと推測されています。